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◆ The Time Discography Part2 ★ プリンスはタイムの8人目のメンバーだった!?★ [The Time]

                                                                2012.7.4Up 
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 The TimeのDicographyの後編です。84年7月の3rd『Icecream Castele』を最後に、タイムは完全に空中分解します。タイムのメンバーが本当にお飾りのミュージシャンならプリンスの傀儡バンドとして継続した事でしょう。しかし才能ある彼らが、抑圧されながらバンド活動を続けていくには無理があったと思います。プリンスの支配的なスタンスが変われば話は別でしょうが。
 メンバー同士の軋轢で解散状態になったわけではないので、ミネアポリスでメンバー同士の交流は続いていました。
 ジミー・ジャム&テリー・ルイスは、TABUレーベルで精力的にProduceをし、素晴らしい作品を次々とシーンに送り出します。

 
  そして、タイムの前身Flyty Tyme(フライト・タイム)のリードボーカルでもあったAlexander O'nealをTABUレコードからのデビューに尽力しProduceもします。

Alexander O'Neal (Bonus CD) (Bonus Tracks)

Alexander O'Neal (Bonus CD) (Bonus Tracks)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Tabu Demon
  • 発売日: 2013/04/16
  • メディア: CD
 
 そのデビューシングル、当時のジャム&ルイスが得意とした重厚なシンセグルーブ「イノセント」にタイムのメンバー、モンテ・モア、ジェリビーン・ジョンソンがミュージシャンとして参加します。その後も、モンテ、ジェリビーン・ジョンソンはJam&Lewisが運営するフライト・タイムプロダクションの一員としてしばらく彼らとともに活動を共にします。
 そんな中、実際にタイムの再結成の最初のきっかけを作ったのがジャネット・ジャクソンでした。 

 86年の『コントロール』でジャネットをアイドルからアーティストへと導いたのがジャム&ルイス。当初、父親のジョーは、プリンスを色物的な感じで見ており、その傘下だったジャム&ルイスに「プリンスみたいにしないでくれ」と注文をつけたとか。

コントロール

コントロール

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: CD
 
 ジャム&ルイスは、『コントロール』をSOUND的にはエッジの効いたハードなファンクアルバムに仕上げます。アルバムからは、シングルヒットが続き、そして4thシングルでタイトル曲「コントロール」(実はプリンスっぽい)がきられます。リリック通り、ジャクソンファミリーのお嬢様が「自分の事は自分でコントロールするわ」と高らかに自立宣言をします。
 このMVも曲のコンセプトにそって作られており、ジミー・ジャム、テリー・ルイス、ジェローム・ベントン、ジェリビーン・ジョンソンが参加します。

 

 このMVはライブ仕立てで、ジャネットのダンスを中心に、ジミー・ジャム、テリー・ルイス。ジェローム(けっこう、いやかなりDanceがうまい)がタイムでよくする軽快なステップをステージ上でみせます。

 

 このMVで、実際にパフォーマンスもした彼らは、大ブレイク中のジャネットの勢いもかりて、ジャネットのドキュメンタリーLIVE映画を製作するという話が浮上します。しかし、ジャネットもジャム&ルイスも多忙を極めこのプロジェクトは流れます。
 
 88年、タイムは一時的に、モンテ・モアを除きリーダーのモーリス・デイのシングル曲に集います。それがR&B1位シングルとなった「Fishnet」です。Jam&Lewis Produceの1曲。
 

デイドリーミング

デイドリーミング

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/19
  • メディア: CD
 
 Timeの曲はプリンスが作るミネアポリスFUNKですが、この曲は、Jam&Lewisが作るTimeのミネアポリスファンクです。タイムは、やはりリーダーのモーリス・デイのイメージが大きい。そのモーリスの魅力も引き出すジャム&ルイスらしい職人芸の1曲です。モンテ・モアはいませんが、ジェシーも(ギターは弾いていませんが)バックボーカルで参加。この時も、再結成の話は盛り上がったのではないかと推測します。

 89年、ジャネット・ジャクソンをワールドワイドなスターにした名盤『Rhythm Nation1814』が発表。もちろんJam&Lewisによる全面Produce作品。No1シングルが連発されますが、Janetが書いた「Black Cat」をProduceしたのがジェリビーン・ジョンソン。さらにジェシー・ジョンソンも参加。Keybordはジミー、ベースはテリー、ドラムはジェリビーン、そしてジェシーのギターソロも炸裂。

ブラック・キャット・ザ・リミックス

ブラック・キャット・ザ・リミックス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1990/09/21
  • メディア: CD
 
 ここでもTimeのミュージシャンとしての力量が発揮されシングルも全米1位に輝きます。(シングルバージョンとMVバージョンは、グラミーも獲得した黒人ロックバンドのリビング・カラーのリードギター・ヴァーノン・リードが演奏。ちょっとエフェクトの効いたアルバムバージョンとはちがい生のギターの感触がよりエッジがきいていい。さらにリミック版にはエクストリームのヌーノ・ベッテンコートのPlay収録リミックスもあり)
 さらにこの年、タイムの再結成に向けての話が現実味をおびてきます。そのきっかけが、前回もとりあげたようにプリンスが映画『BATMAN』のサントラを手がけた事です。
 バットマンの舞台となるのが架空の超犯罪都市“ゴッサム・シティ”。当時、映画建築史上最大規模でゴッサム・シティのセットが英国のパインウッド・スタジオに造られます。プリンスもそのセットと世界観を体感し、衝撃を受けたのではないかと思います(『グラフィティ・ブリッジ』もスタジオに大規模なセットを作って撮影してる)。さらにこの映画で、ヴィッキー・ベール役のキム・ベイシンガーにも出会う事となります。

 
 そしてキム・ベイシンガーと意気投合し、『Under The Cherry Moon』(86)で酷評され映画への意欲は失われていたであろうプリンスの映画製作への火が再びつきます。元々タイムのLIVEを軸にしたドキュメンタリー映画の原案は以前からあったようですが、キムもさらにいくつかの案を出し、いろいろ話は膨らんでいったようです。
 キムとは『スキャンダラスSEXスイート』という濃厚なミニアルバムも製作しますが、この時のギャランティでーもめたのもきっかけとなり、キムとプリンスは一気に破局します。主演女優のキムは去り、タイムを軸にした映画の話では、映画会社(ワーナー)はOKを出さず、プリンスがより深くかかわる作品になり、『パープル・レイン』の続編という位置づけの『グラフィティ・ブリッジ』が製作されるのです。
 タイムのメンバー7人は、『パープルレイン』以上にプリンスのライバルバンドとして重要な役を演じます。
 この時、『グラフィティ・ブリッジ』のサントラも製作されます。最終的には、プリンスだけでなく、ジョージ・クリントンやテヴィン・キャンベル、メイヴィス・ステイプルズ、そしてThe Timeとさまざまなアーティストが参加したアルバムとなりますが、当初はプリンスのみのアルバムではなかったのかと推測します。

グラフィティ・ブリッジ

グラフィティ・ブリッジ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD
 
 平行してThe Timeのアルバムも同時製作されていたようです。タイトルは『Corporate World』。アルバム制作はやはりモーリスとPrinceが中心で進められ、例のごとくプリンスがほぼトラックを作り、モーリスのボーカルが入るというこれまでのタイムのアルバムのパターン。
 しかし、ジャム&ルイスはプリンスと肩を並べるどころかそれ以上の成功をおさめた。ジェシー・ジョンソンをはじめ各メンバーもタイムを離れていた時期、ソロやプロデューサーとしても確かな成功をおさめた。せっかくこれだけのメンバーが再び集ったのに、またこれまでのようなお飾りのスタイルに満足するはずはないでしょう。
 そして、プリンスのスタンスも変わったのだと思う。かつての支配的な感じはなくなり、協調性と相手を尊重するスタンスももった気がする。それにより、タイムのメンバーが実際に制作した曲も収録されます。そうして発表されたのが90年の『PANDEMONIUM』でした。
 プリンスとTimeの面々が製作した曲の判別はクレジットで把握することができます。Produced.Arranged and Written by The Timeとなっていますが、最後の版権(著作権)のクレジットに注目です。ALL SONGSはワーナーの管理下にありますが、次の曲は除くとあります。Time製作曲とPrince製作曲が仲良く半々収録される形となります。
 

パンデモニアム

パンデモニアム

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/19
  • メディア: CD
 
 1  Pandemonium      Crazy People MusicとFlyty Tyme Tunes
 2  Jerk Out
 3  Blondie           Crazy People MusicとFlyty Tyme Tunes
 4  Donald Trunmp(Black Version)
 5  Chocolate
 6  Skillet           Crazy People MusicとFlyty Tyme Tunes
 7  It's Your World       Flyty Tyme Tunes
 8  Sometimes I Get Lonley    Monte Moir Music
 9  Date Bank          
 10 Summer Thang

 Flyty TymeはJam&Lewisのプロダクション。これらのクレジットがある曲は、ジャム&ルイスが中心で製作されていると思われます。
 Crazy People Musicは多分ジェシー・ジョンソンのプロダクション。
 Monte Moirはその名の通りモンテのプロダクション。
 これらのクレジット以外の曲は、やはりプリンスがメインになっていると思われます。
 この事が確定したのが、この前の21年ぶりの再結成アルバムで、プリンスがタイムの名前を使用する事を許可しなかった事です。私も、最初は「プリンスもちっちゃいな~」等と思ったのですが、プリンス自身にやはりこだわりがあったのではないかと思うのです。プリンスはこれまでTimeのほとんどの曲を書いていますし、バックボーカルでも参加している。演奏はわかりませんが、ドラム・プログラミングとかアレンジも関わってるはず。昨年発表されたTimeの新作では、その関わりが本当に、一切なかったものと思われます。プリンスは、Timeの8人目いや1番目のメンバーのように思うのです。だからそれはタイムではないというのはある意味当然のように思います。 
 『パンデモニアム』は、当初、プリンス色はうすいと思っていたのですが、やはりプリンスのコントロール下にあったのです。1stシングルで初のR&B1位、Hot100もTop10入りした「Jerk Out」ももともとプリンスの楽曲。2ndの「Chocolate」もプリンス自身が歌うデモバージョンもあります。やはりほとんどの曲はプリンスの楽曲だったのです。
 しかし、前述の5曲は、タイムの面々が中心となって製作された曲。1曲目でアルバムタイトルの「パンデモニアム」は、Jam&Lewis色の濃い曲。このGrooveは全米1位となったキャリン・ホワイトの「Romantic」のGroove。「Skillet」はすごくバンドっぽい音。凄腕ミュージシャンの彼らの魅力がつまった1曲。Blondieはジェシーのソロのような楽曲。モンテ・モアのカラーが出た「Sometime I Get Lonley」は聞けば聞くほど味が出る。
 ここにきて初めて打ち込みではないバンドとしてのTasteを感じるアルバムです。
 80年代に3作品製作されていたTimeの作品ですが、あまりバンドっぽい感触はなかった。しかし、このアルバムでのTime側の曲はバンドっぽい音です。この再結成時、ジミー・ジャムは、プリンスに謝辞を述べていました。この再結成に当たり、メンバーそれぞれがちがうレーベルに所属するため、契約上、法律上様々な問題があったそうですが、プリンスが手助けしてくれたと。過去にいろいろあったと思うのですが、ジミー・ジャムの公式なインタビュー記事でプリンスを非難する言葉は聞いたことがない。プリンスなくして今の自分たちはないと言い切ってる。これほどの成功をしても、こういう謙虚な気持ちを持ち続けるのが素晴らしい。
 さらにTimeのメンバーの曲が入った事によりはじかれた4曲がThe Time名義で『Graffiti Bridge』に収録。元々の『Corporate World』は下記の収録曲だったのではと推測します。



  こちらはプリンス色の強い楽曲です。あと確認できていない曲に「Murph Drug」「Nine Lives」というタイトルがあるのですが、もしかしたらそれぞれ、「Jerk Out」と「Chocolate」にタイトルが変更されたのかも。こういうPlayListで聞いたら、またちがった角度でこれらのアルバムを楽しめるのでは。

 『パンデモニアム』は、R&Bで9位。Hot-200で18位。ゴールディスクに輝きます。

 Jerk Out  (R&B1位/Hot100-9位)
 Chocolate (R&B44位)

 「Jerk Out」が初のR&B1位、Hot100でも9位と初のTop10入りを果たします。ただその後のシングルヒットは思ったより続かず。
 映画『グラフィティ・ブリッジ』も、かなり酷評され、この一連のプロジェクトは失速した印象も受けます。
 その後、タイム再結成の話はチョコチョコ出ていました。実際、モーリスとジェロームは、他のメンバー抜きでハリウッドでLiveをしたりしていた。ジミー・ジャムもインタビューでタイムは解散はしていないって事はよく言っていた。
 そんな感じで月日は流れ、流れまくり、その間ジェシーの不祥事もあったりでもう再結成はないだろ~と思っていたら、07年、ジャム&ルイスは久々の入魂作チャカ・カーンの『Funk This』を手がけます。さらにそこにジェシー・ジョンソンが数曲参加しているのです。
 
Funk This

Funk This

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Strategic Marketing
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: CD
 Jam&Lewis的にも、チャカとの共演は永年望んでいたものらしく、全編Produce、フライト・タイムスタッフ総動員です。さらにTimeの仲間ジェシーのバックアップ。
 さらに最高なのが、あのプリンスの「サイン・オブ・ザ・タイムズ」をカバーするのです。この曲、ギターが最重要アクセントですが、そこを担うのがジェシーです。ジミー・ジャムはキーボード、テリーはベースです。プリンスのヒット曲をTimeのメンバーが演奏してます。この曲、チャカのヒット曲「I'm Every Woman」をミックスしているのがさすがジャム&ルイス。
 ジェシーのギター参加曲は、ギターを聞くとわかるくらいの存在感です。このアルバムは、見事にグラミーの最優秀R&Bアルバムも受賞します。
 さらに翌2008年のグラミーでタイムのメンバー全員がそろい、リアーナとともにステージでパフォーマンスをするという予期せぬ出来事がおきるのです。
 最初、グラミー賞会員で構成するNARASの副会長にもなったジミー・ジャムの挨拶があるのですが、これはまったくの(演出)前ふりで突然モーリスと、ジェロームが乱入しタイムが登場というサプライズ的な流れになるのです。



 パフォーマンス曲は、「Jungle Love」です。これは驚いた。グラミー賞会員の副会長(いずれ会長か)のジミー・ジャムの力もあったのか。そこには7人全員が集います。



 この年、アルバムが出るかと思ったら、また延期され、また月日は流れ、2011年、21年ぶりの再結成アルバムがついに発表されるのです。
 
Condensate

Condensate

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Saguaro Road Records
  • 発売日: 2011/10/18
  • メディア: CD
 
 しかし、バンド名はThe Timeではないのです。The ORIGINAL 7VEN(オリジナルセブン)としてのカムバックです。このバンド名も意味深です。前述したようにプリンスは、タイムの一員のようなスタンス。しかし、バンド名に7人という人数をいれたのは強いメッセージを感じます。さらにオリジナルの7人ですからね。ここにきてプリンスからの独立宣言のようです。クレジットを見ても、プリンスらしき存在はいません。Jimmy Jam、Terry Lewis、Jesse Johsonらメンバーのクレジットがならぶ。
 The Timeってこれまでもそうなんですが、ちょっとおとぼけなお遊び心満載の演出があちこちであるんですよね。大の大人がバカ笑いしたりすごい楽しそうなんですよね~。仲間っていいなって思います。
 ちょっとメルヘンチックな演出もある。1曲目の「Strawberry Lake」も3rdのアルバムタイトルで1曲目の「Ice Cream Castles」の流れの1曲。イチゴの湖やアイスクリームのお城とかお子ちゃまtasteの遊び心も満載。
 CONDENSATEやROLE PLAYのようなファンク曲も、これまでありそうでなかった。先行シングル「#TRENDIN」もキレがあってかっこいい。
 そしてジェシー・ジョンソンの存在感も強い。ジェシーは凄腕ギタリストだと思うのですが、Producer、アレンジャーとしての才能もうなる。ジェシーが関わった曲はすぐわかる感じ。これもTimeの魅力の一つ。ただ今回のアルバム発表後、すぐに離脱を表明したのが残念。なんでだろ?元々ジェシーは、ミネアポリス出身ではなく後から入ったメンバーってのもあるのかな。
 すごく気に入ったのが「Faithfull」。Jam&LewisのTasteを感じるミディアム。パーカッションの響きも心地いい。昔、NHKのみんなの歌で「メトロポリタンミュージアム」っていうメルヘンチックでドリーマーな1曲が大好きだったんですが、その雰囲気もあって個人的には超はまった。
 「If I Was Yo Man」はジェリビーンのドラムがフューチャーされてていい感じだし。バラードではモンテ・モアのカラーも感じるし。
 そしてそれをまとめあげタイムワールドを作るのがモーリス・デイ。歌いながら、「ジェシー今だ!炸裂しろ」とか「テリー、Nastyなベースを頼む」とか「ジミー、ファンキーPlayをくれ~」とか指揮者のようでもあります。いや~この人、ただのおちゃらけじゃないと思う。相当懐の深さも感じる。
 50すぎのおじさん達が集ったアルバムですが、素晴らしい仕上がりです。みんな音楽が大好きなんだろうな~。そんな思いもすべての曲に感じてしまう。
 マイナーレーベルからの発表で、チャート的にはそんなにヒットしてない感じですが、こうしてまたThe Timeのアルバムが聞けてHappyでした。ビルボードみたいな箱で生TimeのLive見れたら最高でしょうね。(←フルメンバーではないけど2019年6月に実現!!)
 というわけで2回にわたるTimeのDicscographyでした。

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