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◆ The Time Discography Part1 ☆ Princeと絡めて紹介 ☆ [The Time]

                             ORIGINAL 2012.2.6 Up
 
 PrinceとThe Timeの間にはドラマがあります。プリンスは、90年『Graffiti Bridge』という3作目となる映画を製作します。それは当初はThe Timeの物語だったそうです。しかしワーナーのOKが出ずプリンスが登場する作品になりました。The TimeとPrinceの関係は映画にできる素材だと思います。そこには、野心、嫉妬、愛、友情、憎しみ、金、孤独、人種、いろいろなテーマを注げる題材がそろっています。そしてそれはプリンスという特異なスーパースターだからこそ成立する物語です。
 今回、The Timeの作品を、プリンスのアルバムと絡めながら紹介したいと思います。タイムのメンバーについては、前回紹介した通り、各々がミュージシャン魂をもったアーティストで、素晴らしい楽曲を生み出しヒットという実績も残している。その7人(前も言ったけどジェロームは微妙)が集ったバンドがタイムなのです。ジャンル的には、FUNK、R&B、ROCKですかね。そしてさらにプリンスというジャンルも加わる。
 ジャム&ルイスのSOUNDの虜になっていた私ですが、タイムには彼らのカラーはあまり感じれれなかった。さらにモーリスをフロントマンに置いたちょっと軽薄なカラーも個人的にはちょっと好みではなかった。メンバーはそれぞれがすごい才能ですが、タイムのイメージはモーリスが負うところが多かった。ジミー・ジャムもタイムはモーリスのバンドだと述べている。そこは個人的には微妙なとこでした。(今はそれも含めて好きですが)
 
 
 さて、タイムの前身はミネアポリスのローカルバンド、Flyte Tyme(フライト・タイム)でジャム&ルイス、ジェリビーン・ジョンソン、モンテ・モアらで結成されていた。フライトタイムは地元のミネアポリスではそこそこ名の知れたバンドだった。ソウルなボーカリスト、アレクサンダー・オニールの素晴らしい歌声のファンも多かった。もちろん彼らはミュージシャンであるから、ミュージシャンとしての成功を求めていた。そんな彼らがメジャーデビューするきっかけを作ったのがPrinceだったのです。

 プリンス自身も、スティーヴィー・ワンダーと比較されたそのマルチな才能をメジャーのワーナーに認められ、78年4月『For You』でデビュー。19歳の若者のデビュー作にして、ほとんどの裁量をプリンスに与えます。ほとんどの楽器を自身で演奏し、曲も自分で書き、そして歌うという、今のプリンスでは当たり前ですが、当時、弱冠20歳の無名の若者のデビュー作なのですからシーンにもインパクトを与えます。(デビューシングル「Soft And Wet」はR&B-12位。アルバムはHot200-163位)デビューアルバムは、一般リスナーより評論家の評価を得た感じ。
 ミネアポリスに、全ての楽器を操り、曲も書き、歌うという20歳の若者が登場したというインパクトは、リスナーにも伝わり79年10月の2ndアルバム『Prince』での成功につながります。デビューアルバムは時間も予算もかけ仕上げたが、気負いすぎていたという点を修正し、2ndはコマーシャリズムを優先して製作したとプリンスは言います。ここから見事、「I Wanna Be Your Lover」がR&B1位を獲得、そしてHot100でも11位というヒットを生みます。後にチャカ・カーンがカバーして大ヒットする「Feel For You」も収録。良い楽曲が満載のこのアルバムはHot200で22位まで上昇しミリオンセールスも達成します。
 そして80年10月3rdアルバム『Dirty Mind』を発表。

DIRTY MIND

DIRTY MIND

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WEA
  • 発売日: 2004/06/01
  • メディア: CD

 このアルバムでプリンスがただ者でない事が明確になったと思いますが、一方でその後のプリンスにつきまとうセクシャルなイメージも決定づける。姉との近親相姦をテーマにしたり、少年時代からポルノ小説を読み漁ったというプリンスの妄想なのか実体験なのか、直接的でない表現もありますが、過激なリリックがそこに展開されます。そんな過激な表現が意外と保守的なUSAで反発をくらうのは当然で、ラジオでも制限がかかります。音楽的にプリンスの才能を認めてる人には賛辞のアルバムですが、プリンスの事を変態発情BOYと毛嫌いする人がいても仕方ないでしょう。しかし、SOUND的には『1999』での大ブレイクを予見させるようなアルバムです(その後にさらにパープルがあるわけですが)。
 チャート的には、アルバムはR&B-7位(POP-45位)、GOLD DISKどまり。UptownがR&B-5位になります。アーティストとして確実にスケールUPしているのは明らかですが、何分リリックが過激すぎた。何故ここまで過激な表現にこだわったのか。もうちょっと抑えたリリックなら、このアルバムもミリオンにはなったと思います。そこがプリンスたる所以なのですからなぜと問うのは愚問でした。
 そんな彼が、溢れんばかりのCreative Mindを自身だけの中だけで収めることができず、自身とは別のアーティスト、プロジェクトを考えるのです。それがThe Timeだったのです。
 確かな技術をもったフライトタイムをスカウトし(その際、Alexが脱退したのは前回のエピソードで)、ボーカルに旧友のモーリス・デイを置き、さらにギターリストのジェシー・ジョンソンも加入し、タイムが出来上がります。
 1984年、伝説的な映画『パープルレイン』が公開されメガヒットを記録します。プリンスはUSAだけでなくワールドワイドなスーパースターの仲間入りをするわけです。

パープル・レイン ブルーレイ メモリアル・エディション(初回仕様) [Blu-ray]

パープル・レイン ブルーレイ メモリアル・エディション(初回仕様) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
 
 この自伝的とも言われている『パープルレイン』の構想がいつ頃出来上がったのかは知らないのですが、プリンス的には、メジャーデビューした頃から、映画進出の野心もあったのではと推測するおれです。だってあれだけビジュアルにこだわり、ナルシズム的な人が映画の世界に興味がないわけがない(実際、いろいろボロクソ言われながらも三作製作したわけだし)そして、『パープル』にも登場する、プリンスのライバルバンドThe Timeは映画においても重要な役割を担っています。プリンスは、自身の映画を成功させるための前準備(プリンス的に言えば前戯?)としてタイムというバンドを世に周知させる必要があったのでは。タイムがまったく無名では映画のStory上、つまらない。映画は、完全に自伝映画ではないですが、現実とリンクさせながらミステリアスで普通でないプリンスの物語を作品にしたのがこの映画の成功した要因でもあると思います。そういう意味でもタイムの存在は『パープル』の中でも重要な役割を担っていたと思います。自分を引き立てるために、自分でそのバンドをProduceし、自身の作品に使う。プリンスならではの芸当でしょう。
 そのタイムのデビュー作は、81年9月に遡ります『The Time』の登場です。

THE TIME

THE TIME

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/07/22
  • メディア: CD
 
 ジャケットには6人が写っています(当時、ジェロームはメンバーではない)。いかにもバンドっぽい感じですが、サウンドは、ほとんどプリンスが作ったようです。タイムのメンバーもそのように証言しています。モーリスも、自分は完成された音にボーカルを吹き込むだけだったと。プリンスのバックボーカルも随所に聞かれます。
 『Dirty Mind』で強めたROCK/FUNK色がこのタイムのアルバムでも感じれます(リリックはもちエロさはあるけど『Dirty』ほどの過激さはない)。ただタイムは、スタジオバンドではない。ライブでさらにそのエネルギーを見せつけたバンド(といっても生タイム体感した事ないけど)。プリンスが書き、作った音を彼らはステージで再現しなければなりませんでした。彼らもプリンスにこう言われます、「SOUNDは作った。後はステージでこの音が再現できるように練習しておけ」と。
 以下チャート実績です。

 Get It Up (R&B-6位)
 Cool    (R&B-7位/Hot100-90位)
 Girl/The Stick (R&B-49位)
 
 モーリスのおちゃらけキャラはここにはない。Coolに歌ってます。アルバムは、R&B-7位、POP-50位でGOLD DISK(50万枚セールス)にもなります。
 プリンスは、81年10月、4th『Controversy』を発表。SOUNDは『Dirty Mind』の延長線上にありますが、さらに熟成され曲もいいと思います。おれも大好きな人気バラード「Do Me Baby」も収録。あの爬虫類Shoutもこの頃から見せ、ヴォーカルの表現力が増しているのも感じます。そしてプリンスは、Timeを率いてツアーに出ます。
 ここでその後のプリンスとの関係の悪化を招く要因の一つとして、タイムの面々に支払われたツアーギャラの安さです。なんと1週間、140ドル(当時で約3.3万位でしょうか)というのだから驚きです。ただツアーでタイムはその実力を観客にみせつけます。プリンスも後に「自分が脅威を感じたバンドはタイムだけだ。奴らはゴジラのようにどんどんデカくなっていった」と述べています。

ホワット・タイム・イズ・イット?

ホワット・タイム・イズ・イット?

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/07/22
  • メディア: CD
 
 82年9月『What's Time Is It』タイムの2ndが登場します。このアルバムでやっとタイムのカラーを少し感じることができます。前回は、自分のバンドなのに招かれたボーカリスト的だったモーリスも、自分のカラーを出している。全然生きがちがう。
 Produceはやはりプリンスのようです。アルバムのクレジットはProduced By Morris Day & The Starr★Companyとなっています。ライターも、ほとんどをプリンスが書いているようなのですが、All Songs Written by The Time & Morris Dayとなっておりそこにプリンスのクレジットはありません。印税とかどうなるんでしょうね。登録するときは、きっちりプリンス・ロジャー・ネルソンの名前をいれるのでしょうか。それとも一旦タイムにお金は入り、後からプリンスにいくのか。
 アルバムは、いい仕上がりです。1stよりはるかにレベルというかスケールUpしてると思います。SOUNDも『1999』での実験性も感じる。

 777-9311 (R&B-2位/Hot100‐88位)
 The Walk (R&B-24位/Hot100-104位)
 Gigolos Get Lonely Too (R&B-77位)

 このアルバムは、ベース部分のトラックはPrinceが作ってるかもしれないけど、1stのような打ち込み感は少ない。才能ある各々がPlayしているのを感じる。Timeのカラーのひとつでもあるジェシーのギターも炸裂してるし、ジミー・ジャムのFunkeyでCoolなシンセPlayもある。テリーのBassも感じるし。
 1stシングル「777-9311」はR&B2位まであがるヒットになります。この番号は、プリンスのバンドメンバー、デズ・ディッカーソンの自宅のTEL番号だったらしい。超斬新なリズム・アレンジはPrinceに負うところは大きいでしょう。個人的に好きなのは「The Walk」。10分近い曲ですが、いろいろ楽しめる。このCoolなシンセグルーブはJam&Lewisの匂いを感じるおれです。この曲では、ジェロームも登場し、タイムの中ではお約束のモーリスとジェロームの寸劇もあるし。そしてモーリスが、各メンバーを紹介しつつ演奏させる。3rdシングルの「ジゴロ」もいい出来です。
 アルバムも1st以上の売れ行きをみせます。R&B-2位。POP-26位。このアルバムもGOLDを獲得します。
 
 そして82年11月、Princeの『1999』が発表されます。このアルバムこそ、プリンスの才能を世界に見せつけたアルバムだと思います。(あらためて振り返るとその1か月後にMJの『スリラー』が発売)

1999

1999

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: PAISL
  • 発売日: 1989/10/08
  • メディア: CD
 
 MJの「ビリージーン」が白人重視のMTVの突破口となったと以前『ビリージーン』ネタでとりあげましたが、シングル「1999」のMVは「ビリージーン」よりも4か月早くMTVで流されることになります。そして2nd「Little Red Corvete」もMTVのPlaylistに加えられ、HOT-100でも6位となるヒットとなります。これまでの黒人層のファンだけでなく、白人層にも大きく受け入れられるというクロスオーバーなヒットをするのです。
 よくMTVの暗黙の人種差別はマイケル・ジャクソンが切り開いたという言い方が多いですが、プリンスが突破口を切り開き、マイケルが完全に開放したと言った方が正しいように思います。同級生でもある、マイケルとプリンス。何かとライバル視され比較さえれてきた二人。しかしプリンスとマイケル・ジャクソンが目指した方向性は同じでした。二人が相談して同じタイミングで動いたわけではないでしょう。二人の音楽活動は、それまで明確にあったジャンルというのものにこだわる必要性を失くさせ、黒人と白人の壁を崩していったのだと思う。今あらためてその事に気づき感動した。さらにもっといえば彼らがいなければオバマ大統領は誕生しなかったかも。(といってもプリンスも90年代に入ると黒人の雰囲気ないよな~。)
 
 『1999』の発表後、プリンスはツアーに出ます。そしてその中にもちろんタイムも加わります。まさにここにきて音楽的僻地であったミネアポリスは、一気に音楽シーンの発信源となっていきます。スケールも増した1999ツアーは、プリンスとThe Timeという強力なラインナップで全米を熱狂させます。
 しかし、このタイミングで例の事件が起きるのです。タイムのメンバーである、ジャム&ルイスが依頼を受けたSOSバンドのProduceのため、アトランタでのツアーのオフ日にレコーディングに出向くわけですが、帰りのフライトが雪で中止になり、プリンスの公演に間に合わなくなるという失態を犯すのです。実際、1999ツアーは、プリンスが主役ですが、前座のTimeのパフォーマンス目当てのファンもいた。その大事なLiveに穴をあけたのですから(代役はジェロームがしたらしい)プリンスが怒るのも当然でしょう。さらに以前からミネアポリスSOUNDがジャム&ルイスによって外部に流出するのも快く思っていなかったプリンスは、ついに彼らを解雇するのです。
 ただジャム&ルイス側もいろいろ言い分はあったようです。ジャム&ルイスは、当初からタイムから離れプロデューサーとして独立するという気はなかったそうです。あくまでも母体は、タイムであり、外部で吸収したものをタイムに還元したいという思いがあったよう。さらに、プリンス並みのアルバムセールスをあげているのに、前述のようにギャラは安かった感じ。それでアルバイト的に外部Produceも引き受けた面もあった模様。
 しかし、プリンスは二人を解雇します。ただ遅かれ早かれジャム&ルイスはタイムの中だけで収まる器ではなかったと思います。こうして退路を断たれた事により、Producerとしてやっていくしかなくなった。プリンスによってずっとタイムの中に囲われていたらその後の成功はなかったかも等とも思ってしまいます。こうしてジャム&ルイスはタイムを離れます。翌83年には、さらにモンテ・モアもタイムを脱退。彼も成功とともに肥大していったプリンスの傲慢さについていけずタイムを離れるのです。
 3rdアルバムの製作に入っていたタイムですが、サウンドの核となっていた3人を失います。この頃、モーリスもプリンスとの関係も悪化の一途をたどっていた。タイムはプリンスの所有物ではないと、モーリスはプリンスと対立します。エピソードを聞くと、モーリスはけっこう義理と人情に厚い奴。独裁者のようなプリンスに対して、モーリスは調和を重んじた。みんなを命令するのではなく、民主的に話し合い、ギャラも独占することなく平等に分配した。そのモーリスの器のデカさが今回の1人も欠ける事のない再結成にもつながったのかもしれない。
 3rdアルバムでは、モーリスはプリンスのコントロールを退けようとしますが、やはり難しかったようです。そんな中、『パープルレイン』は、まずアルバム(サントラ)が84年6月に発売され、翌7月に全米で公開されます。そして世界はパープル現象に包まれます。そんな中で発売されたのがタイムの3rdアルバムです。
 
 84年7月『Ice Cream Castle』

Ice Cream Castle

Ice Cream Castle

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1987/08/10
  • メディア: CD
 
 前述の通りこのアルバムには、ジャム&ルイス、モンテ・モアがいません。ですのでオリジナルタイムは、この時点で崩れています。銀幕デビューのチャンスを逃したジミーとテリーもどういう思いで映画『パープルレイン』を、クールなパフォーマンスをするザ・タイムを見たのでしょう。
 モーリスも実質もうタイムにいなかったようです。映画がヒットする中、映画の中でも好演しているモーリスでしたが、『パープルレイン』のプレミア上映にも招かれていない程プリンスとの関係は悪化していたそうです。この時のタイムをまとめていたのはジェシー・ジョンソンだったようです。
 しかし、タイムは実質プリンスのコントロール下にあったバンド。今作もProduced By Morris Day & The Starr★Company。曲のクレジットは、モーリス(Jingle Loveがジェシーとの共作)。しかし今回もライターにもプリンスが大きく絡んでいるものと思われます。ジミー・ジャムとモンテ・モアの代わりのキーボードは、プリンスの言う通りにPlayすればよいのです。あまりに目立ちすぎてはダメなのです。テリーの代わりのベーシストも同じです。
 ボーカルは、モーリスだし、派手なギターPlayはジェシー。タイムのイメージを担う二人がいるから大きくタイムのイメージは崩れる事はなかったのです。ジェリビーンのドラムもこれまでで一番目立ってる感じだし。
 そして『パープルレイン』の効果は絶大です。映画の中でも演奏されたタイムの「ジャングル・ラブ」はPOPチャートで20位まで上昇します。今作からジェローム・ベントンもTimeのメンバーとなり、お約束のモーリスとの絡みもみれます。
 アルバムも、R&B-3位、POP-24位、初のミリオンにも輝き、皮肉なことにシングルもアルバムも最大のヒットになるのです。
  
 Ice Cream Castles (R&B-11位/Hot100-106位)
 Jungle Love (R&B‐6位/Hot100-20位)
 The Bird (R&B‐33位/Hot100-36位)
 
 気心の知れたジャム&ルイスたちもいなくなり、プリンスとの関係も修復不能、モーリスもタイム継続のモチベーションがなくなるのに加え、『パープル』での演技がそこそこ評価され、ハリウッド進出の野心も出てきタイムを離れます。
 プリンスからのプレッシャーはジェシーに向けられ、プリンスのコントロールから逃れられないタイムでの活動に彼も嫌気がさし脱退。オリジナルメンバーはジェリビーン・ジョンソンを残しついにTimeは完全分解します。タイムはプリンスによって作られました。しかし、自分を引き立てる役目以上の事を当時のプリンスは望まなかったのです。プリンスは成功していくにつれ昔から付き合いのあった人たちがどんどん離れていっている。
 しかし、プリンスによって完全分解したタイムのメンバーが再びプリンスの元に集うのです。それは90年の映画『Graffiti Bridge』プロジェクトです。The Timeはプリンスの手により復活するのです。 (つづく)

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