SSブログ

◆ Diamonds / Herb Alpert(ハーブ・アルパート) feat. ジャネット・ジャクソン ジャム&ルイス的R&Bとフュージョン界の重鎮のコラボにのってるジャネットが加わる [Janet Jackson]

                                                    ORIGINAL 2008.8.5 Upに大幅加筆
diamonds002001.jpg

 Jam&Lewis 1987年2曲目の1位は、R&Bチャートでの「Diamonds」です。フュージョン界のトップアーティスト、ハーブ・アルパート(トランペット奏者)とのりまくってるJam&Lewisとジャネットとの共演です。

 ハーブ・アルパートは、トランペッターですが、多才な方で、コンポーザー、プロデューサー、ボーカリストでもある。日本人的にこの方のトランペット曲で有名なのは、多くの人が一度は耳にしたことがあると思う「オール・ナイト・ニッポン」の「Bitter Sweet Samba」かと思います。

 

Very Best of 30 Cuts

Very Best of 30 Cuts

  • アーティスト: Herb Alpert & Tijuana Brass
  • 出版社/メーカー: Dad
  • 発売日: 2013/07/16
  • メディア: CD
  
 彼はトランペットだけでなく自身が歌ったSlow「ディス・ガイ」(This Guy's In Love With You 1968年 33歳時)はビルボードのNo1シングルにもなっている。さらに1979年(44歳時)「Rise」がマイケルの「Don't Stop 'Til You Get Enough」からチャート1位を奪います。この「ライズ」で、アルパートはボーカルをとっておらず、哀愁帯びたトランペットのPlayのみです。インスト曲が、チャートの1位をとるのは珍しい事ですが、彼が未だにビルボードの記録を持っているのが、ボーカル曲とノンボーカル曲のそれぞれで1位を獲得しているというもの。レアジャンルになりがちなトランペット・フュージョンというものを多才な才能でPOPなスタイルにした方です。
 
 さらにさらに大手レーベルに成長するA&Mレコードを、ジェリー・モスと設立。A(lpert) & M(oss)はそれぞれの名前の頭文字なのね。レーベルを作るとビジネス的な印象を感じることもありますが、彼らは、元がミュージシャンで、ミュージシャン魂を持っている人なので、金儲けというより、若い才能や、眠っている才能を支援して世に出したいという思いが強い印象。そういった意味で、同じように熱いミュージシャン魂を持つ、ジャム&ルイスも1991年にこのA&Mレコード傘下に、彼ら自身のレーベルPerspective(パースペクティブ)を設立することになります。逆にビジネス臭の強さを感じるのはLAリードかな(笑)。

 そんなA&Mレコードにメガヒットをもたらしたのが1986年のジャネット・ジャクソンの『Control』でした。
 

続きを読む


コメント(0) 
共通テーマ:音楽